おにぎり ころりん すっぽんぽん

29歳で女を辞めて、33歳で社会人を辞めて、34歳でトランスジェンダーを辞めた私。私自身の想像をも盛大に超えて転がって行く私の人生。そんな中、パートナーの茉優を筆頭に、様々な他人を通して出会う私の闇たち。彼らに光を当てるように書いていけたらと思います。

60歳の友達ラニー

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ラニーありがとう、私は受け取ったよ

元気でね

あの遠くを見る悲しい眼差しが

いつか消え去ることを祈ってるよ

 

 

分かり合えたのか

分かりあえなかったのか

いまいち定かではないけれど

 

 

私との再会を喜んでいるのか

こんなに早く帰ってしまうことを悲しんでくれているのか

あなたの言動からキャッチするのは
至難の技だけど

 


私の胸はこんなにも痛んでる。

何故か涙が次から次に溢れてくる。

 

(私はいつからか辛い別れにを背け、逃げながら生きてきたけど、
もう一度きちんと別れと向き合える
自分に戻りたいと思っていたから、
1歩を踏み出すチャンスをありがとう)

 

だから
きっと私には届いてるんだと思う。


マヤさん夫婦との
分かりやすい心の交わしあいと

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同じくらいの思いがあなたの中にはあるってことを。

 

最後まで

何で昨日のうちに今日のプランを言っといてくれなかったんだ、

 

オランガバードに長くいるなら、
奉仕に行けばいいじゃないか


なんて

わたしたちの問題にうるさく口を挟んできてた。。

 


別れ際も、

 

自分から握手やハグをするわけでもなく、

 

愛に溢れた言葉を言うわけでもなく、

 

名残惜しそうな空気を出すわけでもなく、

 

写真をとりたがるわけでもなく、

 


さっさとリキシャを送り出す。

 

ぜーーーーーーーーんぜん表現されない何か。


何か知らないけど、私には届いちゃう。

 


あなたの苦しみや
あなたの喜び
悲しさや
私達に対するおもい。


私には届くけど、

二人には届かないのが


怒りが生まれるほど悲しい、、悔しい、、

 


ラニーと同じようにソソクサと別れ、

バスに乗りるとすぐにティフィンを食べ出す姿に怒りが湧く。


ラニーにも怒りが湧く、

 

どうしてあなたの中にあるたくさんのたくさんのたくさんの素敵な何かを

上手に交わせないの???

 

 

苦しくなるほどに
分かってしまう。

 


私と同じだから。

 

だけどね、ラニー。
私はバッチリ受けとっちゃったみたい。

 

 

私があなたに、勇気を振り絞って秘密を打ち明けた時、


あなたが使った


フレンドシップ

という言葉、


笑ってしまうくらい嬉しかったよ。

 


私が2日目の朝、1人でもう1泊すると言うと、
「君は1人になるべきじゃない。彼らと一緒に行くか、ふたりのどちらかが残るか、にした方がいい。」
と気難しい顔で気遣ってくれた、たぶん。

 

前日の夜に明日発とうと思うと伝えた時、

しばらく遠い悲しい目をした後、

 

1日しかいないのか?!
君らのために色々アレンジしたんだぞ。
それならそうともっと早く言うべきじゃないか?

もう少し泊まっていきなさい。

 

なんて言っていたのに。

 

もしかしたら違うかもしれないけど
あなたからの愛を感じたよ。


ありがとね、ラニー。

 


朝4時から夜10時、
ダンマホールまでの道を無言で何度も往復した10日間を
私はきっと忘れないよ


分かりやすく楽しい時間とは違うけど

 

偏屈で口うるさくて時々頭が硬くて
ムッとすることだらけだったけど、、

 


あなたの中にあるどこまでも柔らかくて暖かい何かを

 

どこまでも純粋で澄んだ何かを


私は恋しく思うんだと思う。

 


あいしてるよ、ラニ

お互い死ぬほど不器用で、

ヒトになかなか理解されないけど


確かに中にあるものを変わらず大切にしていこうね。


けど、
少しは相手に伝える努力をしていこうね。

気が向いたら。

 

Be happy

 

そういえば、

一度くらい腕の調子はどう?といって欲しかったな。
何回も電話したのに繋がらなかった。
連絡すべきだった。とは何回も言われたけど(笑)


事故にあって、骨折して手術を受けるという連絡だけ受けて、
そこから状況を知ることが出来なかったんだから、
結構心配したでしょ??

私の言えたセリフじゃないけど。


_____________________

 

 

ラニーはdhamma giri で出会った60歳のおじさん。ヴィパッサナー歴20年。

サーバー(奉仕者)の裏の中心人物のようだった。

何でも全て把握していて、

たくさんの強いこだわりも持っていた。

 

会うなり何故か気に入られて、
10日間ペアで奉仕した。
外国人は言葉の問題があるのでダイニングホールを割り当てられるのだけれど、
なぜか私だけ。

 

お互いの英語の拙さにより何度もミスコミュニケーションがあって、それをまるっと私のせいにされて咎められたり、

 

ヒンディー語Onlyのミーティング(21:00〜1時間ほど)に
毎晩参加させられたり、


ヒンディー語が分からなくてほぼほぼ役に立てないのに、アシスタントティーチャーへの質問コーナーで、アシスタントティーチャーの補助や生徒さんへの対応などを割り振られたり、

 

私の中ではマイナスの感情も多く起こっていた毎日だったけど、

 

いつも真摯に奉仕するラニーの姿(しょっちゅうオナラとゲップしてたな)を私はずっと目で追っていた。

 

 

ラニーの部屋からダンマホールまでの道を私たちは何度も2人で歩いた。

陽気に話すときもあったけど、
ほとんど無言でただ隣を歩くことが多かった。

 


10日間の奉仕を終えて、私がウダウダしている間にラニーはとっとと帰ってしまい、さよならも言えず。

色んな人に求められて散々セルフィを撮ったけど、1番撮りたかったラニーの写メは0。

 

ただ、泊まりに行っていいという言葉はもらい、
ラニーの奥さんの携帯番号(ラニーは携帯を持ってない。嫌いだから)と行き方は教えてもらった。

 

しばらくして、

 

見た目が女になっていくといって私から目を背け始めた茉優と盛大に喧嘩をして別行動となり、

 

ティンクルと2人でラニーの家に向かう途中のバスで私は骨折した。

 


一度だけ電話が出来てラニーの奥さんに状況は伝えたけれども(ラニーは不在)、それからはしばらく連絡がとれなかった。

 

 

無事退院して、10日後の抜糸までの間、

dhamma giri で出会ったマヤさん夫婦、
シヴァ二のおばさん一家、
に続いてラニーの家に行くことが出来た。

 

病院に戻ってギブスを外す予定があったのと、あまりの暑さにやられた為(彼の住むjalganはものすごく暑いシティだった...)、私達は2日で彼らの元を後にした。

 

(ほぼ初対面であまりとっつきやすくはないラニーと二人との微妙な感じに、一旦は1泊のみにする流れになったものの、もう少しラニーとの時間を過ごしたいという私の決死のワガママにより延泊。

 

ただ、次の日の朝一3人でアジャンター石窟群に行ったら(ラニーはもう行ったから行かないと断わられ)帰るのが遅くなり、
その上暑さのせいか私がダウンして、ラニーも歯痛で病院へ行ったりして、全く一緒に時間は過ごさなかった…
何をやってるんだか…)

 


オランガバードに戻り
病院でギブスをとり
ホテルに戻ると
ラニー奥さんから連絡があった。

 

大丈夫か?
問題ないか??と。

 

 

きっとラニーが頼んだんだと思う、
でもラニーは電話口に出なかった。

 

私もラニーは大丈夫?とは聞けたけど
替わって
とは言えなかった、、

 

そんな感じの私とラニー。

 

 

私とお父さん、

 

とおんなじ感じ。

 

 

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ラニーの寝床

AC嫌いで寒い時期以外は外で寝るんだって。