おにぎり ころりん すっぽんぽん

29歳で女を辞めて、33歳で社会人を辞めて、34歳でトランスジェンダーを辞めた私。私自身の想像をも盛大に超えて転がって行く私の人生。そんな中、パートナーの茉優を筆頭に、様々な他人を通して出会う私の闇たち。彼らに光を当てるように書いていけたらと思います。

支配欲と屈辱感

 

今日あった二つの出来事。

 

一つ目。

 

茉優と男友だちの電話。

途中からスピーカーフォンにしてくれたので、全部聞こえた。

 

茉優の(私との関係についての)ブログを読んで、

『色々飛び越えている。賞賛を伝えるために電話した。』とのこと。

 

彼の話す言葉の中で、

私の中が猛烈に反応する部分があった。

それは、

彼がワンナイトをするときに満たしたいのは、

支配欲や征服欲といったもの。

という部分。

 

私が男性とのSEXをイメージするときについてくる嫌悪感は、

おそらく屈辱感。

 

どこかこれらのことは深く関連しているように思う。

 

彼の言葉を聞いてやたらと攻撃的になっていた私だったが、

2人のやりとりを聞いて、

彼のことを純粋に面白い人だなぁと思えた。

 

それから、

SEXに対して話すときに、

やたらと脳内物質を持ち出す彼に、

 

本当の意味で人を好きになったことがあるの?

という質問に、

突然攻撃的になり、

人にそういうことを聞くときは定義を明らかにするもんだと憤る彼に、

 

本当の意味で人と愛し合いたいという、

 

心の叫びを見た。気がした。

(彼は否定しました)

 

だからだろうか、

そんな嫌悪感を抱いた相手だったけど、

 

男性経験はない、

男性に性的に支配されることに強い嫌悪感がある、

身体的には膣を満たされたいという部分も持っている、

「性的に支配される、性欲の対象となる」SEXでなければ、男性とのSEXでも、それが愛しい人であるなら、望むことも有り得る、

 

という自分の柔らかい部分を話していた。

 

 

1番話したくない相手に、

1番話したくない内容を話した感じだった。

 

私にとっては、大きな一歩な気がした。

 

現時点で彼への嫌悪感はほぼない。

なんだか人間としての好意を持っている。

そのことが素直に嬉しい。

 

 

もう一つ。

 

初めて夜のムンバイの街に出たところ、

綺麗な満月だった。

 

回帰月食から満月に変わっていく姿を茉優と2人で、

ホテル前の地べたに座って眺めていると、

 

私たちのことをチラチラ見たり、何やら指を指して笑ったりしていた、近くにいたインド人男性のグループが私たちの元にやってきた。

 

何か助けが必要なのか?

 

お金がないのか?

 

 

( ゚д゚)

 

 

どうやら私たちのことを心配してくれたらしい。

(地べたに座る=物乞いなのかな?インドでは。

お金が無くなったら地べたに座ろう。)

 

 

それから、

椅子に座れと、どこからか椅子を持ってきてくれ、

アルコールとsomething to smokeを断ると、

コレはアルコールじゃないから安心しろと言って、冷えたコーラ的なものをくれた。

 

そんなこんなで私たちを囲んで一斉に話しかけてくる彼らは好奇心と思いやり、で溢れているように感じた。

 

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だけど、

深く感動している一方で、

私の中にはずっと強張りが存在していた。

 

上手く説明出来ないけど、

常に体に力が入って、

構えている感じ。

 

彼らとの時間が嬉しいのと同時に、早く開放されたいと思ってしまっている自分もいた。

 

その感じは私がどこかで苦手としている男性と接する時はいつも生まれているように思う。

 

その事実がとても残念だった。

 

(ちなみに。

「インド人は男同士の繋がりがすごく強いように感じる。握手も直としかしないし。

男でインドにいたいな。」と茉優は言う。

私の見た目が女性になったら彼らの接し方はどう変わるのだろう?私はどう感じるのだろう?)

 

 

 

 

 

 

私は私が固く握りしめている何かのせいで、

とても大切な人との繋がりを

ふいにしている。

 

私の中に生まれる愛を、ただその人に届けるのに、

ソレは大きな障害になっている。

 

 

 

だから、

私はソレを手放したいのだと思った。

 

 

手放す時に痛みを伴うのだろうけど。

 

 

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瞑想直後