おにぎり ころりん すっぽんぽん

29歳で女を辞めて、33歳で社会人を辞めて、34歳でトランスジェンダーを辞めた私。私自身の想像をも盛大に超えて転がって行く私の人生。そんな中、パートナーの茉優を筆頭に、様々な他人を通して出会う私の闇たち。彼らに光を当てるように書いていけたらと思います。

インド人になりたい。

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インドに来て、5日間。くらい。

 

デリーに着くはずが、天候不良でムンバイの空港に一旦降ろされた。

 

どっちみち南の方に進みたいねぇと思っていたので、これはいい流れだ!と

そのままムンバイの街へ出ることに。

(あ、CAさんに声を掛けるのに大分モジモジしました…)

 

CAさんにムンバイで降りることは可能かと聞くと、

たぶん、いけると思うけど、

もう少し偉い人に聞いてみるから席で待っててと言われ...

 

待っているうちに、

一旦全員飛行機を降りる的な流れになってきたので、

飛行機を降りてみんなの流れに乗っていたら

なんとなーーーく出国出来ていて。

 

さて、ティンクルはどこだろう…

自分のスマホは充電0だし、

茉優のスマホも空港のWiFi使えないし、

連絡取れないな。

 

ま、いっか。

これも何かの流れだ。

 

ということで少しだけティンクルのことを心配しながら空港をあとに。

(後から分かったこと。

ラッキーで席がビジネスに変更になったティンクルは強制的にビジネス用のラウンジに連れていかれ、その後予定通りデリーに飛んだとのこと。ムンバイで降りる予定で、指示待ちだということは伝えてあったが、彼がスタッフに聞いたところ、ソレは不当入国になり不可能だと言われたそう。)

 

地元の人が集まるバス停を見つけ、

目があった優しい目をしたオジサンにとりあえずbig city に行きたいと言ってみる、茉優が。

 

すると、色んなところから何やらアドバイスが飛んでくる。

 

ただ、ほぼほぼ何を言っているのか分かりません...

何となく○○に行ってそこから電車に乗ればいいんだよ と言っている気がした。

 

みんなが、コレだ!!!というバスが来たので、

 

優しい目のおじさんと一緒にそのバスに乗る。

 

どうやってお金を払うんだろうと思っていると、

集金係のようなオジサンが乗客のところを回って集めだした。なるほど。

 

前の席のオジサンが仕切りに話しかけてくる。

どうやら払う金額を教えてくれている。

28ルピー  っぽい。

 

茉優が払い、さあ、自分も、と払うタイミングをはかっていると、

 

違う違う!!!

1人14ルピーだから、もう払わなくていいんだ!!

と熱弁するオジサン。

 

なるほど。ありがとう。

 

その後も熱心に話しかけてくる前の席のオジサン。

どうやら電車の時間とホームをスマホで調べて教えてくれている。

 

1番ホーム 9:22

 

なるほど。

ありがとう。

その電車はどこへ行くんだろう。

 

あれ...?

このオジサン何でうちらの目指す先を知っているんだ??

 

なんだか全員味方な気分。

 

あるバス停に着くと、

周りにいた何人かのインド人がココだよ、降りな!と口々に教えてくれた。

 

優しい目のおじさん(バス内で中国式のマッサージをしているんだ と教えてくれ、なぜかうちら二人の写真を撮りたがった)も同じバス停で降り、

最後は満面の笑で握手をして去っていった。

 

なんだか嬉しくて温かくて泣きそう。

 

 

電車の駅を見つけ、よく分からないながら、

路線図に「Mumbai Central」というのを見つけ、

何だか色々な種類のある窓口のうちの1つに、

適当に並んでみる。

 

大分立派なチケットを貰った。

1人35ルピー。

何か無駄にいいやつ買った気がする...

 

乗り場は5番。

時間も違うし、

前の席のオジサンが教えてくれたのとは違うけど、まあ、いいでしょ。

 

来た列車が正解なのか分からなかったけど、

とりあえず満タンの列車に必死で乗り込む。

お前は奥に行け!と乗客に強引に誘導される(笑)、なんでだろう?

 

奥は荷物置き場のある座席スペースだった。

あ、デカい荷物持ってたからココに誘導してくれたのね。

 

ありがとう。

 

すると1人の男性が席をたって茉優に勧めてくれた。

 

私が女の格好をしてたらどうだろう。

 

 

発見が2つ。

1つ。

乗った車両に茉優以外女性がいない。

みんな女性専用車両に行くのかな?

街自体を見ても見かける女性の比率が明らかに低い。

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1つ。

どんなにスペースがなくてもインド人は座る。

3人掛けの席に4人座る。

見ず知らずの人でも

平気で触れ合う。密着する。モノを持たせる。

 

(その境地に行けたら、きっとものすごく生きるのが楽になるな。)

 

途中お兄さんに勧められ、彼と密着して一人分のスペースを分け合う。

お尻は半分はみ出してるけど、

なんだか妙に彼の体温を温かく感じる。

 

ありがとう。

 

 

アナウンスもなくどこで降りていいのか分からないので、

向かいの紳士に降りたい駅を伝える。

3駅前と着いた時、教えてくれた。

何やら街の説明もしてくれたが、よく分からなかった。

 

ありがとう。

 

降りて、ネット使えないから直接宿を見つけないとねぇ、と歩いていると、

 

オジサンと出会った。

宿を紹介するお仕事みたい。

少し強引に宿に連れて行かれたが、

何か雰囲気が好きじゃないと言って断る。

 

フリーWiFiがあるところにしてくれというと、

1つの名刺を差し出され、ここの1290ルピーの部屋ならWiFi付きだと言われる。

高いのか安いのかよく分からないけど、

疲れたしソコに決める。

 

タクシーで行きたいおじさんと、

徒歩10分くらい歩こうよという自分で、

和やかに言い争いながら歩く。

 

到着。

名刺の名前と違う。

フロントで話をすると1泊1400ルピー。

少し疑う気持ちが生まれた。

 

あのオジサンは1290って言ってたんですけど

 

というと

 

じゃあ1300にするよ

 

と言ってくれた。

 

決まり。

 

後々分かったことだけど、

本来この宿は一泊1400+税、

だから100ルピーと税分を安くしてくれたみたい。

 

宿案内のオジサンがなぜココに連れてきたのかは謎だけど(きっと歩くのがだるくなったのだろう...笑)、

彼らを疑ったことを反省。

 

あまりにも沢山、

日本でインドでのボッタクラレ話を聞いたり見たりしていたからな。。。

 

自分の目の前のことや人をきちんと見よう。

そうじゃないと悲しすぎる。

そう思った。

 

そして、

そのホテルに今5泊目。たぶん。

 

臭いし、

シャワーからお湯は出ないし、

小さいゴキブリ?は沢山出るし、

窓はないし、

 

快適ではない部分は沢山あるけど、

 

きっと妥当な部屋なんだと思う。

 

フロントのおじさん達も名前を覚えてくれ、オススメのレストランを教えてくれ、
温かく接してくれる。

 

茉優も私も無駄なモノがドンドン出ていっているトキなのか、

本当に毎日死んだようによく眠る。

 

大体昼過ぎから寝始め、なんだかんだ目が覚めると朝3時とか。

そっから、お店が開くのを待って外に出かけ、

朝ごはんを求めて少し街をふらつき、

 

そうするとなぜかもうぐったりしていて宿に戻る。

そして横になる。

 

良くない気もするけど、

大切な時間な気もする。

 

だからこの部屋の存在はすごく有難い。

 

 

 

街は汚いし、どこへ行っても臭いし、

食べ物は今んところはほぼほぼオイリーだし(おいしいけどさ!)、

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心地よい居場所を見つけるのは

なかなか難しそうだけど、、、

 

 

だけど、

私がココにいたい理由は確かにあるとも感じる。

それは人にある気がする。

 

私が無用なものを全て脱ぎさって完全に身を委ねることが出来たら、

ココはどこまでも優しく温かく受け止めてくれる。

 

逆に私が少しでも疑いや敵意を持ち出したら、

とてつもなく居心地の悪い場所になる。

 

そんな気がしている。

 

彼らは、

本当にどストレートに

私を写す

鏡なのかもしれない。

 

 

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考えすぎか。