おにぎり ころりん すっぽんぽん

29歳で女を辞めて、33歳で社会人を辞めて、34歳でトランスジェンダーを辞めた私。私自身の想像をも盛大に超えて転がって行く私の人生。そんな中、パートナーの茉優を筆頭に、様々な他人を通して出会う私の闇たち。彼らに光を当てるように書いていけたらと思います。

マザコン

f:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180120073904j:image

 

お母さん

私はマザコンだ。
いつからだろう、
ずーーーーーーーーーーっとそれを負い目に感じて来た。

何か大きな出費があると言えば、ポンと援助してくれる。
会社員時代は毎日毎日お弁当を作ってくれていた。
今も家にいるときは、ごはんも洗濯も掃除もぜーーーーーんぶやってくれる。
しばらくぶりに帰ると言うと、
食べたいものを作ってくれ、
風呂を沸かしてくれ、
部屋は綺麗に掃除され、心地よく眠れるように布団まで用意されている。
○○が痛いといえば、揉んでくれ、
さすってくれる。


お母さんは看護師だ。
組合の中心人物としても活動してきた。
家事もほぼ全部やる。
今は卒業したけど、姑であるおばあちゃん(犬猿の仲)の面倒もしばらくみていた。

そして、そんな中で、私を含めた兄弟4人(兄、私、弟、妹)を産み育てて来た。

寝るときにいつも絵本を読んでくれた。
お弁当は、私たちの体を想って、『添加物の入っていない、国産のもの』を選び、
冷凍食品などの加工品を避け、極力手作りで作ってくれていた。(友達のお弁当と比べて色味が暗く、不満に思っていたけれど)
いつも工夫していて、小学生の時などは、
ポットに麺つゆを入れて、弁当に蕎麦が入っていたこともあったな。


まずは。
兄がグレた。
不登校になり、チーマーに入り、ヤクザにも片足入ったっぽい。
かわいい息子にクソババァと罵られ、泣いていた。どんな時でも逃げずに向き合っていたなぁ。

弟は高校生?で癌になった。何度か手術を重ねた。

妹は17歳の時、彼女の部屋のドアノブにタオルをかけて亡くなった。お母さんが寝ている居間のコタツから目と鼻の距離だった。
発見された時、看護師であるお母さんは、どんな気持ちで救命処置をしたのだろう。
目と鼻の先で命よりも大切な娘がクビをくくっていることに気付けなかったことにどれだけ…


そして、私。
残る唯一の女の子であった私が、
おっぱいをとってホルモン注射を始めると言い出した。
よく『男女男女で上手に産んだね!』なんて言われて、嬉しそうだったのに。

お母さんは
『あなたが幸せでいることがお母さんの幸せだから、直子がやりたいことを応援する。お母さんは何があっても直子の味方だということを忘れないで。』
と言ってくれた。
だけど、ふとした時に、
『何とか体に負担を掛けずに納得出来る方法はないのかな…?』と呟いたことがあった。

 

そんなお母さんは私の手術に付き添ってくれた。手術に入る私を見送るお母さんは明るくサバサバしていたけれど、目に涙が滲んでいることに気付かずにはいられなかった。


手術が終わりホテルのベッドで血の気なく横たわる私を介抱しながら、お母さんは何を思ったのだろう…

帰りの電車に乗ろうとして、歩けなくなり、
車椅子で事務所に運ばれた私のそばにどんな気持ちでいたのだろう...


お母さんの口癖は、
『お前たち4人がお母さんの全て』

そんなような意味の言葉を、
日常的に言われて生きてきた。

男も女も、上も下も、関係なく、
私たち4人兄弟は無限の愛で包まれて育ってきたという自覚がある。

兄も弟も結婚して家を出て、いわゆる一人前?に働いている。
なので私はほぼほぼ今一人っ子状態。

人生で1番甘えているかもしれない。


自立できない自分。

 

そんな風に自分を責めて責めて、
結果、
「お母さんが甘やかすから悪いんだ!!」
とよくよくお母さんに当たってきた。
(なんてこった!)


ここ最近、少し変わった。
もうぜーーーーーーーーーーんぶ気持ちよく受け取ろう。
どうせ受け取るしかできないなら、
きちんと受け取ろう。
茉優に〝甘えん坊の坊や〟と言われても、
嫌じゃなくなってきた。

お母さんの死はマジで怖いけど…
まあ、一旦それは置いておこ。

そう思い始めている。

そうしたら、

お母さんへの愛が、感謝が、
溢れてくるようになった。

ありがとね、お母さん、何から何まで。

今んところ、
誰かの役に立ちそうな見込みはないし、
誰かに自慢出来る感じも0だし、
とってもとってもlazyだけど、

まあ、それはそれで。


今、お陰様で、幸せに生きてるよ!!!


大好きだよ!
世界で一番のお母さんだよ!当然か!笑
うちら4人兄弟は、超絶ラッキーだよ!
尊敬してるよ!

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

これからもよろしく😁

そんな感じ。


そのお母さんがついに仕事を辞める。
ということは組合も辞める。
おばぁちゃんの世話も手放した。
(お父さんとの関係は......ええと...)

いいねいいね。
おめでとう。

【次なる恵子の道】を進むんだね!

誰とでも仲良くなれ、
誰にでも底知れぬ愛を注げる
(おばあちゃん以外)、
周りの目に気付かずに思うように動ける、
人の為に喜んで働き続けられる、

そんな恵子ちゃんの愛が、

家族だけに独占されず、

広い広い世界に解き放たれていったらどんな面白いことがあるんだろう?!

ワクワクするね😊

何の力も持ってないけど、
力いっぱい応援するよ!!

1つ勝手に思い描いているのは。
群馬のあの家が、多くの帰る場所のない人達(若者かな?)の帰る場所というか、リラックスしに来るところ、になったら面白いなぁって。
うちら4人にしてくれたことを、
そんな愛を必要としている誰かに注げたら、
なんかいいなぁなんて、妄想したよ。
恵子ちゃんの負担になったら意味無いけど。

 

あ、1つ正直に言うと。
「もう餞別もらえなくなっちゃうな…」
という自分も確かにいます。はい。

 

f:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180117085003j:imagef:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180117085208j:imagef:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180117085301j:imagef:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180117085354j:image

f:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180117085539j:imagef:id:anzuruyori-umugayasushi421:20180117085628j:image