何をする気も起きず、
ただただ毎日が過ぎていくことに
焦り怯える。
facebookで見るみんなの様子を恨めしく思ったり、兄弟や知人の状況と自分を知らず知らず比べてしまう。
何者でもない自分、
何も生み出せない自分、
誰の力にもならない自分、
そういった感覚がジワジワ迫ってくるようなところにいる。
今、文章が書けているのは、
それでもそこから少し浮いた所に来られているから。余りに沈んだ所にいるときは、
言葉にすることさえ出来ないみたいだ。
自分を卑下する時は、
いつだって誰かや何かと比べている時だ。
その見方の時はいい感じにはなれない。
ふと、何の不安もない、
胸躍る感覚が訪れた。
夜寝る前、布団の中で、小説を読んでいる頭の片隅で。
こじんまりしたアパートの畳の一室。
日がよく当たる、シンプルな部屋。
1人の時間も楽しむが、晩御飯は毎日気心の知れた人達と共にする。
出来たら一緒に汗を流した後だといい。
自分の城があって、隠れ家のように感じる感覚。そこに胸躍るのか。